夙川・苦楽園|リンパのお話⑤ むくみは、水の回収が追いつかないサインです。
夕方になると、靴がきつい。
朝起きたら、顔がぱんぱん。
指輪が、なかなかはずれない。
むくみは、とても身近な不調です。
今回は、そのむくみがなぜ起きるのかを、リンパの目線でお話しします。
◆ むくみは「水があふれた」状態
1回目のお話で、血管からはいつも水がしみ出して、細胞のすき間をうるおしている、とお伝えしました。
そのすき間の水は、静脈とリンパ管によって、休まず回収されています。
しみ出す水と、回収される水。
このバランスがとれているうちは、むくみません。
ところが、しみ出す水が多すぎたり、回収が追いつかなかったりすると、すき間に水がたまってしまいます。
これが、むくみです。
雨の日の道路を思い浮かべてみてください。
ふだんは、道路わきの側溝が雨水を流してくれます。
でも、雨が強すぎたり、側溝が流れにくくなっていたりすると、道路に水たまりができますよね。
むくみは、からだの中にできた水たまりのようなものなんです。

◆ むくみやすい、こんなとき
同じ姿勢が続くとき
座りっぱなし、立ちっぱなしでは、筋肉のポンプが動かず、回収が進みません。
足
重力で水が下にたまりやすく、しかも心臓からいちばん遠い場所です。
むくみが足に出やすいのは、このためです。
塩分をとりすぎたとき
からだは、濃くなった塩分を薄めようとして、水をためこみます。
水分が足りないとき
むくむのが気になって水を控えると、からだは水分不足だと感じて、かえって水をためこもうとします。
水は一度にたくさんではなく、コップ1杯くらいを、こまめに飲むのがおすすめです。
※心臓や腎臓の病気で、水分を控えるよう言われている方は、主治医の指示を優先してください。
からだが冷えているとき
冷えると筋肉がこわばり、血液やリンパのめぐりも悪くなります。
締めつけの強い服
きつい下着や靴下は、皮膚のすぐ下を流れるリンパ管を押さえつけてしまいます。
ゴムのあとがくっきり残るようなら、少しきつすぎるサインです。
女性は、男性にくらべて筋肉が少なく、ポンプの力が弱いため、むくみやすい傾向があります。
生理前にむくみやすいのは、ホルモンの影響です。
◆ 夕方のむくみは、一晩で引くのがふつう
横になって休むと、脚と心臓の高さが近くなり、たまった水が戻りやすくなります。
夕方のむくみが、朝には引いているのはそのためです。
寝る前に、クッションや丸めたバスタオルの上に脚をのせて、少し高くしておくのもおすすめです。
日中は、以前ご紹介した足首まわしや、かかとの上げ下げで、ふくらはぎのポンプを動かしてあげてください。

◆ 最後に
むくみは、からだの中の水の回収が「追いついていませんよ」というサインです。
こまめに動く、冷やさない、締めつけない。
それだけでも、流れはずいぶん変わってきます。
足のむくみのセルフケアは、こちらの記事でもご紹介しています。
かくれ家では、足裏から全身のめぐりを整える足もみや、
気・血液・リンパの3つの流れを整えるトリプルフローマッサージで、
むくみやすいからだのケアをしています。
次回は、シリーズの最終回。
リンパを滞らせないための、毎日の暮らしのお話です。
リンパの滞りが気になりましたら、
かくれ家にて、いつでもお待ちいたしております。
はじめての方へ。
「かくれ家」がどんなサロンか、1ページで分かりやすくご紹介しています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
『かくれ家』のことをもう少し感じていただけるように、
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