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全身の神経アトラス

夙川・苦楽園|脳神経・脊髄神経・神経叢・自律神経の完全マップ

人体全神経アトラス 完成版
人体全神経アトラス

第1巻〜第6巻+付録|完成版

脳神経 12 対、脊髄神経 31 対、神経叢、自律神経系を巻ごとに分けた全神経アトラスです。人体図から入口をつかみ、各巻で枝を追える構成にしています。

関所 終点 名称変更 大分類 付録

人体図(前面 / 背面)

人体のどの位置の章を見にいくかをつかむための入口です。

第1巻 脳神経

脳底面から見た脳神経 12 対

脳底面から見た脳神経 12 対

12 対の脳神経 一覧

番号 名称 通過する孔(関所) 主な機能
I 嗅神経 篩板 嗅覚
II 視神経 視神経管 視覚
III 動眼神経 上眼窩裂 眼球運動・縮瞳
IV 滑車神経 上眼窩裂 上斜筋
V 三叉神経
V1 / V2 / V3
上眼窩裂/
正円孔/卵円孔
顔面感覚・咀嚼
VI 外転神経 上眼窩裂 外直筋
VII 顔面神経 内耳道 →
茎乳突孔
表情筋・味覚・涙・唾液
VIII前庭蝸牛神経 内耳道 聴覚・平衡覚
IX 舌咽神経 頸静脈孔 咽頭感覚・舌後1/3
X 迷走神経 頸静脈孔 内臓副交感・喉頭
XI 副神経 頸静脈孔 胸鎖乳突筋・僧帽筋
XII 舌下神経 舌下神経管 舌筋群
通過孔でまとめる(関所ごと)
篩板I
視神経管II
上眼窩裂III・IV・V1・VI
正円孔/卵円孔V2/V3
内耳道VII・VIII
頸静脈孔IX・X・XI
舌下神経管XII

左は 脳底面から見た脳神経 12 対 の全体走行図、右は 12 対すべての通過孔と機能 の対応表です。関所ごとにまとめた下段の図を見ると、どの神経が同じ孔を通るかが一目でわかります。

I 嗅神経
起始
嗅上皮の受容細胞
経路
鼻腔上部 → 篩板 → 嗅球 → 嗅索 → 嗅三角 / 外側嗅条
終点
一次嗅覚皮質
II 視神経
起始
網膜神経節細胞
経路
網膜 → 視神経管 → 視交叉 → 視索
終点
外側膝状体・視放線・視覚野
III 動眼神経
起始核
動眼神経核 / Edinger-Westphal 核
経路
中脳腹側 → 海綿静脈洞外側壁 → 上眼窩裂 → 眼窩
上枝
上直筋・眼瞼挙筋
下枝
内直筋・下直筋・下斜筋
副交感
毛様体神経節 → 短毛様体神経 → 瞳孔括約筋・毛様体筋
IV 滑車神経
起始核
滑車神経核
特徴
脳幹背側から出る / 交叉して対側を支配
経路
中脳背側 → 海綿静脈洞外側壁 → 上眼窩裂
終点
上斜筋
V 三叉神経
大きい感覚根 + 小さい運動根
三叉神経節
Meckel 腔内
V1 眼神経
前頭神経 / 涙腺神経 / 鼻毛様体神経 → 上眼窩裂額・角膜・眼周囲
V2 上顎神経
正円孔 → 頬骨神経 / 後上歯槽枝 / 眼窩下神経 / 大小口蓋神経 / 鼻口蓋神経 → 頬・上顎・上唇・上歯列・鼻口蓋
V3 下顎神経
卵円孔 → 耳介側頭神経 / 頬神経 / 舌神経 / 下歯槽神経 / 咬筋神経 / 深側頭神経 など → 下顎・下唇・下歯列・咀嚼筋
VI 外転神経
起始核
外転神経核
経路
橋延髄境界 → 斜台上行 → 海綿静脈洞内 → 上眼窩裂
終点
外直筋
VII 顔面神経
起始核
顔面神経核 / 上唾液核 / 孤束核(味覚成分)
経路
橋 → 内耳道 → 顔面神経管 → 膝神経節 → 茎乳突孔
膝神経節
感覚神経節
大錐体神経
→ 翼口蓋神経節 → 涙腺・鼻腺・口蓋腺
鼓索
→ 舌神経に合流 → 顎下神経節 → 顎下腺・舌下腺 / 舌前2/3味覚
茎乳突孔以後の枝
後耳介神経 / 顎二腹筋後腹枝 / 茎突舌骨筋枝 / 耳下腺内終枝
終枝
側頭枝・頬骨枝・頬筋枝・下顎縁枝・頸枝 → 表情筋
VIII 前庭蝸牛神経
経路
橋小脳角 → 内耳道
前庭神経節
Scarpa 神経節
蝸牛神経節
らせん神経節
前庭枝
平衡覚
蝸牛枝
聴覚
IX 舌咽神経
経路
延髄 → 頸静脈孔
神経節
上神経節 / 下神経節
鼓室神経
→ 鼓室神経叢 → 小錐体神経 → 耳神経節 → 耳下腺
咽頭枝
咽頭
頸動脈洞枝
頸動脈洞・頸動脈小体
舌枝
舌後1/3(感覚・味覚)
X 迷走神経
経路
延髄 → 頸静脈孔 → 頸動脈鞘内を下降
神経節
上神経節 / 下神経節
頸部枝
咽頭枝 / 上喉頭神経(内枝・外枝)/ 反回喉頭神経 / 心頸枝
胸部枝
心枝 / 気管枝 / 気管支枝 / 食道枝
腹部枝
前迷走幹 / 後迷走幹 → 胃・肝胆膵・小腸・大腸近位部
XI 副神経
脊髄根
C1–C5(6) 前角由来
経路
上行 → 大後頭孔から頭蓋内へ入る頸静脈孔から出る
脳根(cranial root)
頸静脈孔通過後に迷走神経へ合流し、咽頭・喉頭側へ機能的に加わると整理されることが多い。
終点
胸鎖乳突筋・僧帽筋
XII 舌下神経
経路
延髄 → 舌下神経管 → 頸部前方
C1 線維の同伴
舌下神経に伴走した C1 線維は、頸神経ワナ上根に加わるほか、甲状舌骨筋・オトガイ舌骨筋 に向かう。
終枝
オトガイ舌筋・舌骨舌筋・茎突舌筋・内在舌筋
第2巻 脊髄神経の基本型と後枝

脊髄神経の全体像

脊髄神経 31 対の全体走行図

脊髄から出る 31 対の脊髄神経 が、頸・胸・腰・仙・尾の各区分から椎間孔を通って分布していく全体像です。下の構造説明と対応表を併せて見ると、各神経の「出口」と「向かう先」が立体的に理解できます。

脊髄神経 31 対の共通型

脊髄 → 後根(感覚)+前根(運動・自律) → 合流して脊髄神経(混合神経) → 後枝 / 前枝 / 交通枝 / 髄膜枝
31 対 = 頸 8 / 胸 12 / 腰 5 / 仙 5 / 尾 1

枝の意味

後枝 = 背部 / 前枝 = 前外側体幹・四肢 / 交通枝 = 交感神経幹との連絡 / 髄膜枝 = 椎骨管内へ戻る枝
頸神経 C / 胸神経 T / 腰神経 L / 仙骨神経 S / 尾骨神経 Co の対応図
脊髄区分 脊髄神経 出る場所 主な分布・合流先 頸髄 cervical 8 対 C1–C8 ※頸椎は 7 個だが 神経は 8 対 C1–C7 は椎骨の “上”から出る C8 は C7 と T1 の間 C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 後頭骨と C1 の間 C1–C2 の間 C2–C3 の間 C3–C4 の間 C4–C5 の間 C5–C6 の間 C6–C7 の間 C7–T1 の間(下から出る) 頸神経叢(後頭下神経) 頸神経叢(大後頭神経) 頸神経叢(第三後頭神経) 頸神経叢/横隔神経 腕神経叢 腕神経叢 腕神経叢 腕神経叢 胸髄 thoracic 12 対 T1–T12 T1 以降は対応する 椎骨の”下”から出る T1 → 一部が腕神経叢 T2 → 肋間上腕神経 T3–T11 → 肋間神経 T7–T11 → 胸腹神経 T12 → 肋下神経 T1 T2 T3 T4 T5 T6 T7 T8 T9 T10 T11 T12 T1–T2 の間 T2–T3 の間 T3–T4 の間 T4–T5 の間 T5–T6 の間 T6–T7 の間 T7–T8 の間 T8–T9 の間 T9–T10 の間 T10–T11 の間 T11–T12 の間 T12 の下(第12肋骨下) 第1肋間神経/腕神経叢 肋間上腕神経(腋窩) 典型的肋間神経 典型的肋間神経 典型的肋間神経 典型的肋間神経 胸腹神経(腹壁へ移行) 胸腹神経 胸腹神経(上腹部) 胸腹神経(臍周囲) 胸腹神経(下腹部) 肋下神経(側腹〜殿部上方) 腰髄 lumbar 5 対 L1–L5 L4 の一部+L5 = 腰仙骨幹 L1 L2 L3 L4 L5 L1 の下 L2 の下 L3 の下 L4 の下 L5 の下 腰神経叢(腸骨下腹・腸骨鼠径) 腰神経叢(陰部大腿・外側大腿皮) 腰神経叢(大腿・閉鎖) 腰神経叢+腰仙骨幹 腰仙骨幹→仙骨神経叢
仙髄 sacral 5 対 S1–S5 仙骨孔から出る S2–S4 は副交感を含む S1 S2 S3 S4 S5 前仙骨孔 S1 前仙骨孔 S2 前仙骨孔 S3 前仙骨孔 S4 仙骨裂孔 仙骨神経叢(上殿・下殿) 仙骨神経叢/骨盤内臓神経(副交感) 仙骨神経叢/骨盤内臓神経(副交感) 仙骨神経叢/骨盤内臓神経(副交感) 仙尾神経叢 尾髄 1 対 Co1 仙骨裂孔下 仙尾神経叢(尾骨皮膚) 合計 = 8 + 12 + 5 + 5 + 1 = 31 対
まずここだけ押さえる
C = 頸神経、T = 胸神経、L = 腰神経、S = 仙骨神経、Co = 尾骨神経。C1–C8 / T1–T12 / L1–L5 / S1–S5 / Co1 の 31 対で構成される。
頸神経だけ 8 対ある理由
頸椎は 7 個だが、神経は C1–C8 の 8 対。C1–C7 は対応する椎骨の上から出て、C8 は C7 と T1 の間 から出る。
T 以降の基本ルール
T1 以降は、原則として 対応する椎骨の下 から出る。つまり T1 は T1 の下、L4 は L4 の下、S1–S5 は仙骨孔から出ると考えると整理しやすい。
脊髄髄節と椎骨レベルは成人で完全一致しない
成人では脊髄が脊柱より短いため、下位へ行くほど 髄節の位置は相対的に上方 にあり、神経根は長く下行して 馬尾 を作る。
この図の使い方
左側は 脊髄の区分、中央〜右側は 脊髄神経の名前と対数。どこからどこまでが C / T / L / S / Co なのかを、まずここでつかむと全体が見やすくなる。
後根・前根・脊髄神経
後根
感覚線維 / 後根神経節を含む
前根
体性運動線維 / 自律神経節前線維
脊髄神経
椎間孔付近で形成される短い混合神経
31 対の個別一覧
C1
前枝は頸神経叢へ / 後枝 = 後頭下神経 / 交通枝は基本的に交感連絡のみ
C2
前枝は頸神経叢へ / 後枝 = 大後頭神経
C3
前枝は頸神経叢へ / 後枝 = 第三後頭神経
C4
前枝は頸神経叢へ / 横隔神経に寄与
C5
前枝は腕神経叢へ / 後枝は深頸筋・肩甲間部へ
C6
前枝は腕神経叢へ
C7
前枝は腕神経叢へ
C8
前枝は腕神経叢へ
T1
前枝は肋間神経 + 腕神経叢へ寄与 / 白交通枝あり
T2
前枝は肋間神経 / 肋間上腕神経あり / 白交通枝あり
T3–T11
前枝は肋間神経 / 後枝は胸背部筋と皮膚 / 白交通枝は T1–L2 範囲で存在
T12
前枝 = 肋下神経 / 後枝は腰背部へ / 白交通枝あり
L1
前枝は腰神経叢へ / 腸骨下腹神経・腸骨鼠径神経に関与 / 白交通枝あり
L2
前枝は腰神経叢へ / 白交通枝あり
L3
前枝は腰神経叢へ
L4
前枝は腰神経叢 + 腰仙骨幹として仙骨神経叢へ
L5
前枝は腰仙骨幹として仙骨神経叢へ
S1–S4
前枝は仙骨神経叢へ / S2–S4 は副交感節前線維を含む
S5
前枝は尾骨神経とともに仙尾神経叢へ
Co1
尾骨神経 / 仙尾神経叢に参加
後枝(部位別)
頸部後枝
C1 = 後頭下神経 / C2 = 大後頭神経 / C3 = 第三後頭神経 / 深頸筋群・後頭皮膚
胸部後枝
内側枝・外側枝に分かれ、深背筋・椎間関節・背部皮膚へ
腰部後枝
内側枝は椎間関節と多裂筋、外側枝は腰背部皮膚へ
仙骨後枝
中殿皮神経 / 内側殿皮神経などを介して殿部皮膚へ
交通枝・髄膜枝
白交通枝
T1–L2 の前枝近くから交感神経幹へ入る
灰白交通枝
全脊髄神経レベルで交感神経幹から脊髄神経へ戻る
髄膜枝(反回髄膜枝)
脊柱管へ戻り、硬膜・後縦靭帯・椎間板外層などへ
第3巻 頸神経叢・腕神経叢

腕神経叢(解剖図)

腕神経叢の解剖図 C5-T1

頸椎 C5〜T1 から出た腕神経叢が、鎖骨下を通って上肢へ向かう実際の走行です。肩甲背神経・長胸神経・肩甲上神経などの枝が根・幹の段階から分岐しているのが分かります。下段の 5 段階模式図と見比べると、「どの段階で・どこへ分かれるか」が立体的に理解できます。

腕神経叢の全体像(C5–T1)

Roots(根) Trunks(幹) Divisions(束分け) Cords(束) Branches(終枝) C5 C6 C7 C8 T1 上神経幹 中神経幹 下神経幹 前枝 後枝 前枝 後枝 前枝 後枝 外側束 後束 内側束 筋皮神経 正中神経(外側根) 腋窩神経 橈骨神経 尺骨神経 正中神経(内側根)
読み方(5 段階構造)
  1. 5 本の(C5・C6・C7・C8・T1)
  2. 3 本の(上神経幹・中神経幹・下神経幹)に束ねられる
  3. 各幹が前枝/後枝に分かれる
  4. 3 本の(外側束・後束・内側束)に再編成される
  5. 5 本の終枝(筋皮・正中・尺骨・橈骨・腋窩)として上肢へ

「根・幹・束分け・束・枝」の 5 段階構造。色分けは 束分け終枝 の流れで読みます。

頸神経叢(C1–C4)
構成
C1–C4 前枝で形成。胸鎖乳突筋後縁の中点付近から表在枝が出やすい。
皮枝
小後頭神経(C2)/ 大耳介神経(C2–3)/ 頸横神経(C2–3)/ 鎖骨上神経(C3–4)
筋枝
前椎前筋群 / 斜角筋群 / 肩甲挙筋 などへ分布
頸神経ワナ
上根 = C1(舌下神経に伴走)/ 下根 = C2–3 → 胸骨舌骨筋・胸骨甲状筋・肩甲舌骨筋
C1 の直接枝
舌下神経に伴走して、甲状舌骨筋・オトガイ舌骨筋 に向かう。
横隔神経
C3–5 → 前斜角筋前面 → 胸郭上口 → 心膜外側 → 横隔膜
固有感覚連絡
胸鎖乳突筋・僧帽筋へは副神経とともに C2–4 線維が関与
腕神経叢の構造(C5–T1)
Roots
C5 / C6 / C7 / C8 / T1
Trunks
上神経幹(C5–6)/ 中神経幹(C7)/ 下神経幹(C8–T1)
Divisions
各神経幹が前枝・後枝に分かれる
Cords
腋窩動脈を基準に 外側束 / 内側束 / 後束
終枝
筋皮神経 / 正中神経 / 尺骨神経 / 橈骨神経 / 腋窩神経
根・幹から出る枝
肩甲背神経(C5)
中斜角筋を貫いて後方へ → 菱形筋・肩甲挙筋
長胸神経(C5–7)
斜角筋外側を下降 → 前鋸筋
肩甲上神経(C5–6)
肩甲切痕 → 棘上筋 → 棘下筋
鎖骨下筋神経(C5–6)
鎖骨下筋
束から出る枝
外側束
外側胸筋神経 / 筋皮神経 / 正中神経外側根
内側束
内側胸筋神経 / 上腕内側皮神経 / 前腕内側皮神経 / 尺骨神経 / 正中神経内側根
後束
上肩甲下神経 / 胸背神経 / 下肩甲下神経 / 腋窩神経 / 橈骨神経
主要終枝の詳細
筋皮神経
烏口腕筋貫通 → 上腕二頭筋・上腕筋の間を下降 → 外側前腕皮神経 → 前腕外側皮膚
正中神経
上腕では原則大きな筋枝なし → 肘窩中央 → 円回内筋二頭間 → 浅指屈筋と深指屈筋の間 → 前骨間神経を分枝 → 手根管 → 反回枝・総掌側指神経
尺骨神経
上腕内側 → 肘部管 → 尺側手根屈筋二頭間 → 尺骨動脈とともに遠位へ → ギヨン管 → 浅枝・深枝
橈骨神経
後束 → 上腕三頭筋深部 → 橈骨神経溝 → 外側筋間中隔を貫通 → 肘外側 → 浅枝 / 深枝 → 後骨間神経
腋窩神経
四辺形間隙 → 三角筋・小円筋 / 上外側上腕皮神経
上肢の主要皮神経
上腕内側皮神経
上腕内側皮膚
前腕内側皮神経
前腕内側皮膚
外側前腕皮神経
筋皮神経の終枝。前腕外側皮膚
後上腕皮神経 / 下外側上腕皮神経 / 後前腕皮神経
いずれも橈骨神経系
第4巻 胸神経

基本構成

T1–T11 前枝 = 肋間神経 / T12 前枝 = 肋下神経
各肋間神経は、肋骨に沿って前下方へ進み、胸壁・腹壁の筋と皮膚へ分布する。

典型的肋間神経の主な枝

交通枝 / 肋間筋枝 / 側副枝 / 側皮枝 / 前皮枝 / 胸膜枝 / 腹膜枝
典型的肋間神経(主に T3–T6)
起始
胸髄前枝として椎間孔から出る
経路
椎間孔 → 肋間隙後方 → 内肋間筋と最内肋間筋の間 → 肋溝に沿って前下方へ
交通枝
白交通枝 / 灰白交通枝を介して交感神経幹と連絡
筋枝
外肋間筋・内肋間筋・最内肋間筋・肋下筋・胸横筋など
側副枝
肋骨上縁近くを走り、同じ肋間隙の深層へ分布
側皮枝
中腋窩線付近で表層へ → 前枝・後枝に分かれ、胸壁外側皮膚へ
前皮枝
胸骨外側や腹直筋鞘前面近くで表層へ → 内側枝・外側枝に分かれ前胸壁皮膚へ
壁側胸膜枝
肋間胸膜・骨膜・肋間関節周辺へ
非典型的肋間神経
T1
前枝の大部分は腕神経叢へ参加。胸壁へ残る枝は第1肋間を走る。
T2
側皮枝が大きく発達して 肋間上腕神経 となり、腋窩〜上腕内側皮膚へ向かう。
T7–T11
肋骨弓を越えて腹壁へ続き、胸腹神経 として内腹斜筋・腹横筋・腹直筋と腹壁皮膚へ分布。
T12
前枝は 肋下神経。第12肋骨下を走り、腹壁下部や側腹部へ分布。
胸腹神経(T7–T11)の詳細
経路
肋骨弓の下をくぐるように腹壁へ移行し、内腹斜筋・腹横筋の間を前内方へ進む。
筋枝
外腹斜筋 / 内腹斜筋 / 腹横筋 / 腹直筋
皮枝
側腹部皮膚・前腹壁皮膚へ分布し、臍周囲の知覚にも関与する。
終枝
腹直筋鞘前面近くで前皮枝となり、前腹壁皮膚へ出る。
肋下神経(T12)の詳細
経路
第12肋骨下を通過し、外側腹壁から前腹壁下部へ向かう。
筋枝
腹壁筋群に分布。腰方形筋との位置関係が重要。
皮枝
殿部外上方の皮膚、側腹部、下腹部皮膚へ。
連絡
L1 前枝との連絡を持つことがある。
胸壁・腹壁での見え方
胸壁
各神経は肋骨の間を帯状に走り、肋間筋と胸壁皮膚を支配する。
側胸部
側皮枝が表層へ出る地点で、外側の知覚帯を作る。
前胸部
前皮枝が胸骨近くで出て、左右前胸部の知覚を作る。
腹壁
下位胸神経は腹壁へ連続し、上腹部〜臍周囲〜下腹部へ帯状の支配を作る。
第5巻 腰神経叢・仙骨神経叢

腰神経叢(解剖図)

腰神経叢の解剖図 T12-L4

T12〜L4 から出た腰神経叢が、大腰筋の内部を走行し、腸骨下腹神経・腸骨鼠径神経・陰部大腿神経・外側大腿皮神経・大腿神経・閉鎖神経として下肢・下腹部・骨盤へ向かう実際の走行です。下の模式図と見比べると、「どの根から・どの枝が・どこへ向かうか」が立体的に理解できます。

腰仙神経叢の全体像(T12–S4)

前枝(根) 神経叢 主要な枝 主な支配領域 T12 L1 L2 L3 L4 L5 S1 S2 S3 S4 腰神経叢 (T12–L4) 大腰筋の内部 仙骨神経叢 (L4–S4) 梨状筋前面 腰仙骨幹 腸骨下腹神経 腸骨鼠径神経 陰部大腿神経 外側大腿皮神経 大腿神経 閉鎖神経 副閉鎖神経 上殿神経 下殿神経 坐骨神経 後大腿皮神経 陰部神経 骨盤内臓神経 下腹壁 鼠径部・陰嚢/陰唇 大腿内側上部 大腿前外側皮膚 大腿四頭筋・伏在神経 内転筋群 恥骨筋(変異) 中殿筋・小殿筋 大殿筋 大腿後面→下腿・足 殿下部〜大腿後面皮膚 会陰・外陰部 膀胱・直腸(副交感)

腰神経叢(黄)は大腰筋の中で、仙骨神経叢(紫)は梨状筋前面で形成されます。腰仙骨幹(L4 の一部+L5)が 2 つの叢を橋渡しします。坐骨神経はこの橋渡しから出て大腿後面へ降り、膝窩で脛骨/総腓骨神経に分かれます。

腰神経叢(主に T12–L4)
構成
大腰筋の内部〜後方で、主に T12–L4 前枝から形成される。
腸骨下腹神経(T12–L1)
腹横筋・内腹斜筋へ筋枝。外側殿皮膚・下腹部皮膚へ皮枝。
腸骨鼠径神経(L1)
鼠径管を通り、鼠径部・陰嚢 / 陰唇・大腿内側上部皮膚へ。
陰部大腿神経(L1–L2)
大腰筋前面を下行し、陰部枝大腿枝 に分かれる。
外側大腿皮神経(L2–L3)
上前腸骨棘の内側 を通過し、大腿前外側皮膚 へ。
大腿神経(L2–L4)
大腰筋外側 → 腸骨筋との間 → 鼠径靭帯下 → 前大腿部へ。前大腿皮枝・筋枝・伏在神経 を出す。
閉鎖神経(L2–L4)
大腰筋内側 → 骨盤側壁 → 閉鎖管 → 前枝 / 後枝 に分かれ、大腿内転筋群へ。
副閉鎖神経
存在する場合あり。恥骨筋などへ。
腰仙骨幹(L4–L5)
仙骨翼前面を下り、仙骨神経叢へ合流。
仙骨神経叢(L4–S4)
構成
腰仙骨幹(L4–L5)と S1–S4 前枝から形成。梨状筋前面に位置する。
上殿神経(L4–S1)
大坐骨孔・梨状筋上孔 → 中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋。
下殿神経(L5–S2)
大坐骨孔・梨状筋下孔 → 大殿筋。
梨状筋神経(S1–S2)
梨状筋へ。
内閉鎖筋神経(L5–S2)
上双子筋を含み、小坐骨孔 を経て内閉鎖筋へ。
大腿方形筋神経(L4–S1)
下双子筋・大腿方形筋へ。股関節にも関与。
後大腿皮神経(S1–S3)
殿部下方〜大腿後面皮膚、下殿皮枝・会陰枝を含む。
穿通皮神経(S2–S3)
仙結節靭帯を貫く変異を含み、殿部内下方皮膚 に分布する。
陰部神経(S2–S4)
大坐骨孔 → 仙棘靭帯後方 → 小坐骨孔 → 陰部管。下直腸神経・会陰神経・陰茎背神経 / 陰核背神経へ。
骨盤内臓神経(S2–S4)
副交感節前線維として下腹神経叢へ。
肛門挙筋・尾骨筋への枝
S3–S4 を中心とする骨盤底筋群への神経支配が加わる。
大腿神経・閉鎖神経の枝
大腿神経の筋枝
腸骨筋・縫工筋・大腿四頭筋・恥骨筋の一部。
前大腿皮枝
中間・内側皮神経として前大腿皮膚へ。
伏在神経
内転筋管を通り、膝内側 → 下腿内側 → 足内側縁皮膚へ。
閉鎖神経 前枝
長内転筋・短内転筋・薄筋、内側大腿皮膚の一部。
閉鎖神経 後枝
外閉鎖筋・大内転筋、膝関節関節枝。
坐骨神経とその下流
坐骨神経(L4–S3)
大坐骨孔・梨状筋下孔 → 大腿後面。大腿二頭筋長頭・半腱様筋・半膜様筋・大内転筋後部へ枝を出す。
脛骨神経(L4–S3)
膝窩中央 → 下腿後面深部 → 足根管 → 内側足底神経 / 外側足底神経 / 内側踵骨枝。
総腓骨神経(L4–S2)
膝窩外側 → 腓骨頭後方 → 腓骨頸 → 浅腓骨神経 / 深腓骨神経 / 外側腓腹皮神経。
浅腓骨神経
長・短腓骨筋へ筋枝。下腿遠位で表層へ出て足背の大部分の皮膚へ。
深腓骨神経
前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋・第三腓骨筋・足背短趾伸筋へ。第1–2趾間皮膚へ感覚枝。
下腿・足の皮神経
伏在神経
下腿内側〜足内側縁皮膚。
外側腓腹皮神経
総腓骨神経由来。下腿外側上部皮膚。
内側腓腹皮神経
脛骨神経由来。外側腓腹皮神経と交通して 腓腹神経 を形成することが多い。
腓腹神経
下腿後外側〜足外側縁皮膚へ。
内側足底神経
足底内側、母趾〜第4趾橈側半までの感覚。母趾球筋群の多くへ。
外側足底神経
足底外側、第5趾と第4趾尺側半の感覚。骨間筋など足底深層筋へ。
第6巻 自律神経

自律神経の全体像(交感・副交感)

① 起始(中枢) ② 神経節(シナプス) ③ 連絡路・神経 ④ 効果器(支配臓器) 副交感神経系(頭仙系) III 動眼神経核 VII 上唾液核 IX 下唾液核 X 迷走神経背側核 S2–S4 仙髄 毛様体神経節 翼口蓋/顎下神経節 耳神経節 壁内神経節(臓器壁内) 壁内神経節(骨盤) 短毛様体神経 大錐体神経/鼓索 鼓室神経→小錐体神経 迷走神経(前/後迷走幹) 骨盤内臓神経→下腹神経叢 瞳孔括約筋・毛様体筋(縮瞳・近見) 涙腺・鼻腺・口蓋腺/顎下・舌下腺 耳下腺 心・肺・食道・胃・小腸・大腸近位 遠位結腸・直腸・膀胱・生殖器 — 仙髄由来(骨盤) — 交感神経系(胸腰系) 脊髄 T1–L2 外側角 T1–T4 T5–T9 T10–T11 T12 L1–L2 (+全脊髄) 灰白交通枝 交感幹 頸部神経節 (上・中・下/星状) 腹腔神経節 (椎前・T5–T9) 上腸間膜神経節 (椎前・T10–T11) 大動脈腎・腎神経節 (椎前・T12) 下腸間膜神経節 (椎前・L1–L2) 頭頸部動脈周囲神経叢 大胸内臓神経 小胸内臓神経 最下胸内臓神経 腰内臓神経→下腹神経叢 瞳孔散大筋・顔面血管・汗腺 胃・肝・胆・膵・脾 小腸・上部大腸 下部大腸・膀胱・生殖器

各行は 起始→神経節→連絡路→効果器 の流れで読み切りになっています。交感(赤)は T1–L2、副交感(緑)は III/VII/IX/X 脳神経+S2–S4 仙髄という “頭仙対胸腰” の対比でつかみます。白交通枝は T1–L2 限定、灰白交通枝は全脊髄レベルに存在。

交感神経

起始 = T1–L2 外側角(intermediolateral cell column)
前根 → 脊髄神経 → 白交通枝 → 交感神経幹
同高シナプス / 上下移動シナプス / 内臓神経として椎前神経節へ
血管・汗腺・立毛筋・胸腹骨盤内臓

副交感神経

脳幹由来 = III / VII / IX / X
仙髄由来 = S2–S4 → 骨盤内臓神経
瞳孔・涙腺・唾液腺・心肺・消化管・骨盤内臓

腸管神経系

筋間神経叢(Auerbach) / 粘膜下神経叢(Meissner)
消化管壁内ネットワーク
交感神経の基本ルート
節前線維
T1–L2 外側角 → 前根 → 脊髄神経 → 白交通枝 → 交感神経幹へ入る。
幹内での選択
① 同じ高さでシナプス / ② 上下の神経節へ移動してシナプス / ③ シナプスせず内臓神経として椎前神経節へ進む。
節後線維
灰白交通枝 で脊髄神経へ戻る / ② 動脈周囲神経叢に乗る / ③ 臓器へ直接枝を送る。
白交通枝
原則 T1–L2 にのみ存在。
灰白交通枝
全脊髄神経レベルに存在しうる。
交感神経幹と神経節
頸部神経節
上頸神経節 / 中頸神経節 / 下頸神経節。下頸神経節は第1胸神経節と融合して 星状神経節 を作ることがある。
胸部神経節
通常 10〜12 個程度。心臓・肺・食道への枝や胸内臓神経の起始となる。
腰部神経節
通常 4 個前後。腰内臓神経を介して腹部・骨盤神経叢へ連絡する。
仙骨神経節
前仙骨面を下降し、左右が合して 奇神経節 へ至る。
交感性の内臓神経と椎前神経節
大胸内臓神経
主に T5–T9 起始。腹腔神経節へ向かう。
小胸内臓神経
主に T10–T11 起始。大動脈腎神経節・上腸間膜神経節へ向かう。
最下胸内臓神経
主に T12 起始。腎神経叢へ向かうことが多い。
腰内臓神経
腰神経節から出て、下腸間膜神経節・上 / 下腹神経叢へ連絡する。
仙内臓神経
骨盤内の自律神経叢へ向かう。
椎前神経節
腹腔神経節 / 大動脈腎神経節 / 上腸間膜神経節 / 下腸間膜神経節 など。ここでシナプスした節後線維が腹部内臓へ向かう。
頭頸部・胸部・腹部・骨盤での交感支配
頭頸部
上頸神経節を経て、内頸 / 外頸動脈周囲神経叢に乗り、瞳孔散大筋・顔面血管・汗腺などへ。
胸部
心肺内臓枝として心臓・肺・食道へ。
腹部
腹腔神経叢・上腸間膜神経叢・腎神経叢・下腸間膜神経叢を介して消化管・肝胆膵・腎などへ。
骨盤
上腹神経叢 → 左右下腹神経 → 下腹神経叢を介して骨盤内臓へ。
副交感神経の基本ルート
脳幹由来
III / VII / IX / X がそれぞれ特定の神経節または壁内神経節へ向かう。
仙髄由来
S2–S4 前角近くから出る節前線維が 骨盤内臓神経 として下腹神経叢へ入る。
基本像
節前線維が比較的長く、神経節は標的臓器の近く、または臓器壁内にあることが多い。
頭部の副交感神経節
III → 毛様体神経節
短毛様体神経を介して 瞳孔括約筋・毛様体筋 へ。
VII → 翼口蓋神経節
大錐体神経 → 翼突管神経を経て、涙腺・鼻腺・口蓋腺 へ。
VII → 顎下神経節
鼓索 → 舌神経に合流して、顎下腺・舌下腺 へ。
IX → 耳神経節
鼓室神経 → 小錐体神経を経て、耳下腺 へ。
迷走神経と骨盤内臓神経
X 迷走神経
頸部・胸部を下り、前迷走幹 / 後迷走幹として腹腔内へ。心臓・肺・食道・胃・小腸・大腸近位部 の壁内神経節へ。
S2–S4 骨盤内臓神経
下腹神経叢に入り、遠位結腸・直腸・膀胱・子宮・前立腺・勃起組織など へ向かう。
上腹神経叢 / 下腹神経叢
交感・副交感の線維が混在する大きな自律神経ネットワーク。
腸管神経系
筋間神経叢(Auerbach)
平滑筋層の間にあり、消化管の運動調節に関与する。
粘膜下神経叢(Meissner)
粘膜下層にあり、分泌・血流・局所反射に関与する。
自律神経との関係
交感神経と副交感神経は腸管神経系を修飾するが、腸管神経系自体が独自のネットワークを持つ。
付録 手・足・骨盤・頭部の拡大図
付録は、本文で追いにくい末梢枝や感覚分布をまとめて見るための補助章です。手・足・骨盤・頭部は、枝が細かく、名称変更やトンネル通過も多いため、別章として整理しています。
手の拡大図
正中神経の手掌枝
手根管 通過後、反回枝・総掌側指神経・固有掌側指神経へ。母指球筋、母指〜環指橈側半の掌側感覚 に関与する。
前骨間神経
正中神経の前腕枝。長母指屈筋・方形回内筋・深指屈筋橈側部へ分布し、手掌には到達しない。
尺骨神経の手枝
ギヨン管 通過後、浅枝・深枝に分かれる。浅枝は 小指・環指尺側半の感覚、深枝は 骨間筋・虫様筋尺側・母指内転筋・小指球筋 に分布する。
橈骨神経浅枝
前腕遠位で表層へ出て、手背橈側、母指〜中指近位背側感覚 に関与する。
手掌の感覚帯
正中神経 = 母指・示指・中指・環指橈側半、尺骨神経 = 小指・環指尺側半、橈骨神経浅枝 = 主に手背橈側。
主要トンネル
正中神経 = 手根管、尺骨神経 = ギヨン管。部位で見分けると理解しやすい。
足の拡大図
脛骨神経
下腿後面深部を下行し、足根管 を通過後、内側足底神経・外側足底神経・内側踵骨枝へ分かれる。
内側足底神経
足底内側、母趾〜第4趾橈側半の感覚。母趾外転筋・短趾屈筋・短母趾屈筋内側頭などへ。
外側足底神経
足底外側、第5趾と第4趾尺側半の感覚。足底深層筋群・骨間筋群などへ。
浅腓骨神経
下腿外側筋群へ筋枝を出し、遠位で表層へ出て 足背の大部分の感覚 に関与する。
深腓骨神経
下腿前面筋群と足背短趾伸筋へ分布し、第1–2趾間感覚 を担当する。
腓腹神経
内側腓腹皮神経と外側腓腹皮神経の交通で形成されることが多く、下腿後外側〜足外側縁の感覚 をもつ。
伏在神経
下腿内側〜足内側縁の感覚 に関与する。
骨盤・会陰の拡大図
陰部神経の経路
大坐骨孔 → 仙棘靭帯後方 → 小坐骨孔陰部管 と進み、会陰へ入る。
下直腸神経
外肛門括約筋・肛門周囲皮膚へ。
会陰神経
浅枝は陰嚢 / 陰唇皮膚、深枝は会陰筋群へ分布する。
陰茎背神経 / 陰核背神経
外陰部背側の主要感覚枝
骨盤内臓神経(S2–S4)
副交感節前線維として下腹神経叢へ入り、膀胱・直腸・子宮・前立腺・勃起組織 などへ向かう。
下腹神経叢
交感・副交感が混在し、骨盤臓器ごとの枝へ再配分される大きなハブとなる。
頭部の拡大図
三叉神経の顔面分布
V1 = 額・上眼瞼・鼻背上部、V2 = 下眼瞼・頬・鼻翼外側・上唇、V3 = 下顎・下唇・オトガイ。
V1 の主要枝
前頭神経 → 眼窩上神経・滑車上神経 / 涙腺神経 / 鼻毛様体神経。
V2 の主要枝
頬骨神経 / 後上歯槽枝 / 眼窩下神経 / 大小口蓋神経 / 鼻口蓋神経。
V3 の主要枝
耳介側頭神経 / 頬神経 / 舌神経 / 下歯槽神経 / オトガイ神経 / 咀嚼筋枝。
顔面神経の終枝
側頭枝 / 頬骨枝 / 頬筋枝 / 下顎縁枝 / 頸枝。耳下腺内で扇状に分かれ、表情筋 に分布する。
後頭部・耳周囲
大後頭神経 / 小後頭神経 / 大耳介神経などが関与し、頭頸移行部の理解に役立つ。
総索引

よくある質問

脳神経は全部でいくつありますか?

脳神経は左右12対、合計24本あります。第I脳神経(嗅神経)から第XII脳神経(舌下神経)まで番号で呼ばれ、嗅覚・視覚・眼球運動・表情・咀嚼・嚥下・聴覚・平衡覚・内臓機能など、頭頸部の感覚と運動のほぼすべてを担います。

脊髄神経は何対ありますか?

脊髄神経は左右31対です。内訳は頸神経8対(C1–C8)、胸神経12対(T1–T12)、腰神経5対(L1–L5)、仙骨神経5対(S1–S5)、尾骨神経1対(Co1)。前枝は頸神経叢・腕神経叢・腰神経叢・仙骨神経叢を形成し、四肢と体幹を支配します。

神経叢(しんけいそう)とは何ですか?

複数の脊髄神経の前枝が交差・再編成して、新しい末梢神経として出ていく「神経の結び目」です。代表的なのは頸神経叢(C1–C4)、腕神経叢(C5–T1)、腰神経叢(T12–L4)、仙骨神経叢(L4–S4)の4つ。一つの根が複数の末梢神経に分配されるため、根の障害と末梢神経の症状が一対一に対応しないのが特徴です。

自律神経(交感神経・副交感神経)はどこに含まれますか?

第6巻「自律神経系」でまとめています。交感神経は胸腰部(T1–L2)から出て全身の血管・内臓・汗腺を支配し、副交感神経は脳神経III・VII・IX・Xと仙髄(S2–S4)から出て内臓機能の調整を担います。交感神経幹と主要神経節(星状神経節・腹腔神経節など)の位置関係も図示しています。

ページの使い方は?

冒頭の人体図から気になる部位をクリックすると、該当する巻(脳神経・頸神経叢・腕神経叢・腰神経叢など)へジャンプします。各巻では「根 → 神経叢 → 末梢神経 → 支配領域」の順に追えるので、神経の全体像から詳細まで段階的にたどれます。

このページは、かくれ家オーナーが自分の勉強用に作成したノートを公開したものです。

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