夙川・苦楽園|血の流れのお話① 血液は、からだ中を行き来する運送屋さんです。
今回からは、「血の流れのお話」を、5回に分けてお届けします。
『かくれ家』では、からだをめぐる3つの流れを大切にしています。
気の流れ、血の流れ、そして水(リンパ)の流れ。
リンパのお話は、このうちの「水の流れ」でした。
今回からは、「血の流れ」です。
1回目の今日は、「血液って、なにを運んでいるの?」というお話です。
◆ からだの中の血液は、どのくらい?
からだの中を流れている血液の量は、体重の13分の1ほど(約8%)と言われています。
体重50kgの方なら、4リットル近く。
1リットルの牛乳パックで、4本分くらいです。
これだけの血液が、休むことなく、からだ中をめぐっています。
◆ 血液は、4つのものでできている
真っ赤な液体に見える血液ですが、実は、いくつかのものが集まってできています。
血漿(けっしょう)
血液の半分より少し多くを占める、うすい黄色の液体です。
そのほとんどは水で、栄養やホルモンなどを溶かして運んでいます。
ほかの3つは、この流れに乗って運ばれていきます。
赤血球
血液が赤く見えるのは、この赤血球のおかげです。
肺で酸素を受け取って、からだのすみずみまで届けています。
白血球
からだに入ってきた細菌やウイルスとたたかう、守り役です。
血小板
けがをして血管が傷ついたとき、そこに集まって、血を止めてくれます。
川の流れ(血漿)に、配達係(赤血球)、守り役(白血球)、修理係(血小板)が乗って、いっしょに流れている。
そんなイメージです。

◆ 血液のお仕事は「届ける」と「回収する」
血液のいちばんのお仕事は、運ぶことです。
届けるものは、
・肺で受け取った酸素
・食事からとった栄養
・からだの調子をととのえるホルモン
回収するものは、
・細胞がはたらいたあとに出る二酸化炭素(肺へ運ばれて、息といっしょに外へ)
・いらなくなった老廃物(腎臓でし分けられて、おしっことして外へ)
前に「老廃物って何?コリってなに?」の記事で、血液を「ゴミの収集車」にたとえました。
血液は、届ける配達車であり、回収する収集車でもあるんです。
◆ 熱も、運んでいる
もうひとつ、あまり知られていないお仕事があります。
それは、熱を運ぶことです。
からだの奥で生まれた熱を、血液が手や足、頭のほうまで運んで、からだ全体をあたためています。
手足の冷えと血の流れが深く関わっているのは、このためです。
冷えのお話は、第4回でくわしくお届けします。

◆ 血液とリンパは、つながっている
リンパのお話の第1回で、「リンパのもとは、血液からしみ出した水」というお話をしました。
血液から出た水が、細胞のすき間をうるおし、その一部がリンパになって、最後はまた血液に戻ってくる。
血液とリンパは、別々の流れのようで、実はひとつながりなんです。
◆ 最後に
酸素や栄養を届けて、いらないものを回収して、熱まで運ぶ。
血液は、からだ中を休まず行き来している、働き者の運び屋さんです。
次回は、その血液が「どうやって、からだをめぐっているのか」のお話です。
主役は、にぎりこぶしほどの大きさの、あの臓器です。
『かくれ家』では、トリプルフローマッサージで、気・血・リンパの3つの流れを整えます。
お身体の不調がありましたら、いつでも
『かくれ家』にて、いつでもお待ちいたしております。
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