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足のかかとが痛いのですが…。

夙川・苦楽園|『かくれ家』でわりとうかがうご質問。

お客様からときどきいただくご相談に、こんなものがあります。

「かかとが痛いんですけど、何かの不調ですか?」

足もみ(反射区療法)をしていると、こうしたご質問をいただく機会が多いです。

今日は、かかとの痛みについて、反射区の話と、もうひとつ大事な「立ち方」の話をさせていただきますね。

反射区でいうと「生殖腺」にあたります

かくれ家の足もみは、いわゆる反射区療法です。

足の裏には、体の各部位に対応する「反射区」があります。
そしてかかとの中央部分は、生殖腺(卵巣・精巣)の反射区にあたります。

かかとの反射区
かかとの反射区

ですから、婦人科系のお疲れをお持ちの方、ホルモンバランスの乱れを感じていらっしゃる方には、かかとを押すと痛みが出やすいことがあります。

ただ——。

実際にサロンで「かかとが痛い」とおっしゃる方の多くは、反射区の問題だけではないことが多いのです。

かかとが痛い、もうひとつの大きな原因

私がお客様を見ていて感じるのは、「かかと重心」になっている方がとても多いということです。

かかと重心とは、立っているとき・歩いているときに、体重がかかとに偏ってかかっている状態のこと。

これは、ご本人が気づいていないケースがほとんどです。

かかとに体重が集中すると、こんなことが起こりやすくなります。

  • かかとへの衝撃・負担が増える
  • 膝が伸びきって突っ張った状態になりやすい
  • 骨盤が後傾して、猫背につながる
  • 腰やふくらはぎにも余計な緊張がかかる

「かかとが痛い」というお悩みの裏に、実はこの”体重のかけ方の偏り”が隠れていることが少なくありません。

足の裏は「3つの点」で体を支えています

ここで、足の裏の構造について少しお話しさせてください。

私たちの足は、3つのポイントで体重を支えるようにできています。

足裏の三点支持
足裏の三点支持
  1. 母指球(ぼしきゅう)——親指のつけ根のふくらみ
  2. 小指球(しょうしきゅう)——小指のつけ根のふくらみ
  3. かかと

この3点を結ぶと、三角形ができます。
カメラの三脚と同じで、3点でバランスよく支えているから、人は安定して立つことができるのです。

三角形のイメージ
三角形にのイメージ

そしてこの3点の間には、足裏のアーチ構造があります。

  • 母指球〜かかと → 内側縦アーチ(いわゆる土踏まず)
  • 小指球〜かかと → 外側縦アーチ
  • 母指球〜小指球 → 横アーチ

このアーチが、歩くときの衝撃を吸収してくれるクッションの役割を果たしています。

ところが——。

かかと重心になっている方は、この三角形のバランスが崩れて、母指球や小指球がうまく使えていない状態になっています。

つまり、本来3つの点で分散するはずの体重が、かかとの1点に集中してしまっている。

これが、かかとの痛みにつながっているケースがとても多いのです。

足の指も、しっかり使って歩いていますか?

もうひとつ、かかと重心と深く関わっているのが「足の指」です。

みなさん、歩くときに足の指をちゃんと使えていますか?

実は、足の指が地面にしっかりついていない——いわゆる「浮き指」の状態になっている方がとても多いのです。

浮き指とは
浮き指とは

本来、歩くときは「かかとで着地して、足裏を通って、最後に足指で地面を蹴る」という流れで体重が移動します。

足の指でしっかり地面をつかんで、蹴り出す。
この動きがあるからこそ、体重がかかとから前方へスムーズに流れていくのです。

ところが、浮き指になっていると、この”蹴り出し”ができません。
体重がかかとと指のつけ根の2点だけで支えられる形になり、重心がどんどんかかと側に偏っていきます。

つまり——。

足指を使えていない → かかと重心になる → かかとに負担が集中する

という流れができてしまうのです。

「足の指を使う」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、まずは日常のちょっとした意識から始められます。

  • 歩くとき、最後に指先で地面を軽く押す感覚を意識してみる
  • 裸足で立ったとき、5本の指すべてが床についているかを確認してみる
  • お風呂あがりに、足の指をグー・パーと開閉するだけでも効果的です

足もみで、バランスを取り戻す

では、どうすればいいのか。

かくれ家では、こんなアプローチをしています。

① まず、足もみでほぐす

足裏の筋肉やふくらはぎが硬くなっていると、足指をしっかり使えません。
母指球・小指球に体重を乗せる感覚を取り戻すためにも、まずは足全体をしっかりほぐすことが大切です。

② 姿勢のバランスを整える

足もみのあとは、体の緊張がゆるんで、姿勢の偏りにも変化が出やすくなります。
お客様から「足もみのあと、立ったときの感覚が違う」と言っていただくことも多いです。

③ 立ち方への気づきを持ち帰っていただく

サロンでの施術だけでなく、日常の立ち方・歩き方を少し意識していただくことで、かかとへの負担はぐっと変わります。

ちょっとしたセルフチェックとして——。

目を閉じて、まっすぐ立ってみてください。
足裏のどこに体重がかかっていますか?
かかとだけに乗っていませんか?

母指球・小指球・かかとの3点に、均等に体重が乗っている感覚を意識してみてくださいね。

最後に

かかとの痛みは、反射区でいえば生殖腺。
婦人科系のお疲れからくるケースもあります。

でも、私が施術を通じて感じているのは、「立ち方」「体重のかけ方」から来ているケースがとても多いということ。

足もみで足裏をしっかりほぐして、
足の指が使える状態を取り戻して、
姿勢を調整して、
3つの点でバランスよく立てる体に整えていく。

それが、かかとの痛みを和らげるいちばんの近道だと思っています。

「最近かかとが気になる」という方、
『かくれ家』でいつでもお待ちいたしております。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
『かくれ家』のことをもう少し感じていただけるように、
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