夙川・苦楽園|脳神経・脊髄神経・神経叢・自律神経の完全マップ
第1巻〜第6巻+付録|完成版
脳神経 12 対、脊髄神経 31 対、神経叢、自律神経系を巻ごとに分けた全神経アトラスです。人体図から入口をつかみ、各巻で枝を追える構成にしています。
人体図(前面 / 背面)
人体のどの位置の章を見にいくかをつかむための入口です。
▶第1巻 脳神経
脳底面から見た脳神経 12 対
12 対の脳神経 一覧
| 番号 | 名称 | 通過する孔(関所) | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| I | 嗅神経 | 篩板 | 嗅覚 |
| II | 視神経 | 視神経管 | 視覚 |
| III | 動眼神経 | 上眼窩裂 | 眼球運動・縮瞳 |
| IV | 滑車神経 | 上眼窩裂 | 上斜筋 |
| V | 三叉神経 V1 / V2 / V3 |
上眼窩裂/ 正円孔/卵円孔 | 顔面感覚・咀嚼 |
| VI | 外転神経 | 上眼窩裂 | 外直筋 |
| VII | 顔面神経 | 内耳道 → 茎乳突孔 | 表情筋・味覚・涙・唾液 |
| VIII | 前庭蝸牛神経 | 内耳道 | 聴覚・平衡覚 |
| IX | 舌咽神経 | 頸静脈孔 | 咽頭感覚・舌後1/3 |
| X | 迷走神経 | 頸静脈孔 | 内臓副交感・喉頭 |
| XI | 副神経 | 頸静脈孔 | 胸鎖乳突筋・僧帽筋 |
| XII | 舌下神経 | 舌下神経管 | 舌筋群 |
通過孔でまとめる(関所ごと)
左は 脳底面から見た脳神経 12 対 の全体走行図、右は 12 対すべての通過孔と機能 の対応表です。関所ごとにまとめた下段の図を見ると、どの神経が同じ孔を通るかが一目でわかります。
▶I 嗅神経
▶II 視神経
▶III 動眼神経
▶IV 滑車神経
▶V 三叉神経
▶VI 外転神経
▶VII 顔面神経
▶VIII 前庭蝸牛神経
▶IX 舌咽神経
▶X 迷走神経
▶XI 副神経
▶XII 舌下神経
▶第2巻 脊髄神経の基本型と後枝
脊髄神経の全体像
脊髄から出る 31 対の脊髄神経 が、頸・胸・腰・仙・尾の各区分から椎間孔を通って分布していく全体像です。下の構造説明と対応表を併せて見ると、各神経の「出口」と「向かう先」が立体的に理解できます。
脊髄神経 31 対の共通型
枝の意味
▶頸神経 C / 胸神経 T / 腰神経 L / 仙骨神経 S / 尾骨神経 Co の対応図
▶後根・前根・脊髄神経
▶31 対の個別一覧
▶後枝(部位別)
▶交通枝・髄膜枝
▶第3巻 頸神経叢・腕神経叢
腕神経叢(解剖図)
頸椎 C5〜T1 から出た腕神経叢が、鎖骨下を通って上肢へ向かう実際の走行です。肩甲背神経・長胸神経・肩甲上神経などの枝が根・幹の段階から分岐しているのが分かります。下段の 5 段階模式図と見比べると、「どの段階で・どこへ分かれるか」が立体的に理解できます。
腕神経叢の全体像(C5–T1)
- 5 本の根(C5・C6・C7・C8・T1)
- 3 本の幹(上神経幹・中神経幹・下神経幹)に束ねられる
- 各幹が前枝/後枝に分かれる
- 3 本の束(外側束・後束・内側束)に再編成される
- 5 本の終枝(筋皮・正中・尺骨・橈骨・腋窩)として上肢へ
「根・幹・束分け・束・枝」の 5 段階構造。色分けは 根 → 幹 → 束分け → 束 → 終枝 の流れで読みます。
▶頸神経叢(C1–C4)
▶腕神経叢の構造(C5–T1)
▶根・幹から出る枝
▶束から出る枝
▶主要終枝の詳細
▶上肢の主要皮神経
▶第4巻 胸神経
基本構成
典型的肋間神経の主な枝
▶典型的肋間神経(主に T3–T6)
▶非典型的肋間神経
▶胸腹神経(T7–T11)の詳細
▶肋下神経(T12)の詳細
▶胸壁・腹壁での見え方
▶第5巻 腰神経叢・仙骨神経叢
腰神経叢(解剖図)
T12〜L4 から出た腰神経叢が、大腰筋の内部を走行し、腸骨下腹神経・腸骨鼠径神経・陰部大腿神経・外側大腿皮神経・大腿神経・閉鎖神経として下肢・下腹部・骨盤へ向かう実際の走行です。下の模式図と見比べると、「どの根から・どの枝が・どこへ向かうか」が立体的に理解できます。
腰仙神経叢の全体像(T12–S4)
腰神経叢(黄)は大腰筋の中で、仙骨神経叢(紫)は梨状筋前面で形成されます。腰仙骨幹(L4 の一部+L5)が 2 つの叢を橋渡しします。坐骨神経はこの橋渡しから出て大腿後面へ降り、膝窩で脛骨/総腓骨神経に分かれます。
▶腰神経叢(主に T12–L4)
▶仙骨神経叢(L4–S4)
▶大腿神経・閉鎖神経の枝
▶坐骨神経とその下流
▶下腿・足の皮神経
▶第6巻 自律神経
自律神経の全体像(交感・副交感)
各行は 起始→神経節→連絡路→効果器 の流れで読み切りになっています。交感(赤)は T1–L2、副交感(緑)は III/VII/IX/X 脳神経+S2–S4 仙髄という “頭仙対胸腰” の対比でつかみます。白交通枝は T1–L2 限定、灰白交通枝は全脊髄レベルに存在。
交感神経
副交感神経
腸管神経系
▶交感神経の基本ルート
▶交感神経幹と神経節
▶交感性の内臓神経と椎前神経節
▶頭頸部・胸部・腹部・骨盤での交感支配
▶副交感神経の基本ルート
▶頭部の副交感神経節
▶迷走神経と骨盤内臓神経
▶腸管神経系
▶付録 手・足・骨盤・頭部の拡大図
▶手の拡大図
▶足の拡大図
▶骨盤・会陰の拡大図
▶頭部の拡大図
よくある質問
▶脳神経は全部でいくつありますか?
脳神経は左右12対、合計24本あります。第I脳神経(嗅神経)から第XII脳神経(舌下神経)まで番号で呼ばれ、嗅覚・視覚・眼球運動・表情・咀嚼・嚥下・聴覚・平衡覚・内臓機能など、頭頸部の感覚と運動のほぼすべてを担います。
▶脊髄神経は何対ありますか?
脊髄神経は左右31対です。内訳は頸神経8対(C1–C8)、胸神経12対(T1–T12)、腰神経5対(L1–L5)、仙骨神経5対(S1–S5)、尾骨神経1対(Co1)。前枝は頸神経叢・腕神経叢・腰神経叢・仙骨神経叢を形成し、四肢と体幹を支配します。
▶神経叢(しんけいそう)とは何ですか?
複数の脊髄神経の前枝が交差・再編成して、新しい末梢神経として出ていく「神経の結び目」です。代表的なのは頸神経叢(C1–C4)、腕神経叢(C5–T1)、腰神経叢(T12–L4)、仙骨神経叢(L4–S4)の4つ。一つの根が複数の末梢神経に分配されるため、根の障害と末梢神経の症状が一対一に対応しないのが特徴です。
▶自律神経(交感神経・副交感神経)はどこに含まれますか?
第6巻「自律神経系」でまとめています。交感神経は胸腰部(T1–L2)から出て全身の血管・内臓・汗腺を支配し、副交感神経は脳神経III・VII・IX・Xと仙髄(S2–S4)から出て内臓機能の調整を担います。交感神経幹と主要神経節(星状神経節・腹腔神経節など)の位置関係も図示しています。
▶ページの使い方は?
冒頭の人体図から気になる部位をクリックすると、該当する巻(脳神経・頸神経叢・腕神経叢・腰神経叢など)へジャンプします。各巻では「根 → 神経叢 → 末梢神経 → 支配領域」の順に追えるので、神経の全体像から詳細まで段階的にたどれます。
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