― 足に触れながら、父と向き合っていた時間 ―
2023年1月29日の旧ブログより。
85歳になる父を、
月に2回、2週間に1度、
1回2時間(足もみ60分、全身ほぐし60分)
施術させてもらうようになって、1年半。
足もみの大切さを、
より強く感じている今日この頃です。

あの冷たかった足裏、そして身体が、
施術を重ねるごとに
少しずつ、確かに、
温かくなってきたことを
手のひらで感じていました。
自称ではありますが、
若い頃はこの辺では少しは名の知れた
水泳選手だったらしい我が父。
私が子供の頃、
普段は豆腐のように柔らかいのに、
力を入れると鋼鉄のように固くなった
父のふくらはぎ。
「すんげー」と思った記憶が、
今も残っています。
1年半前、施術を始めた頃は、
「ああ、何もしないと
あの筋肉もこうなるのか…」と
少し寂しい気持ちになったりもしました。
でも、なんのなんの。
ふくらはぎの柔軟性は、
少しずつ戻ってきているように
感じていました。
父親と長男(私)。
いろいろと確執もありましたが、
気がつけば私も56歳。
今はもう、何もありません。
――私は、そう思っています。
どうか、
元気で長生きしてくださいね。

足の反射区を考えた方は、
本当にすごいな、と
施術をしながら思います。
ただ、
「すごいな」で終わらせてはいけない✘

『なぜ?』を
常に考えるようにしています。
例えばこの反射区から

老廃物を流してあげると
なぜ腸の調子がよくなるのか?

考えながら足もみの勉強&施術をすること約6年。
(足もみ…歴とすればまだ6年なのです。😁)
(本格的な足もみ施術歴は1年半です。)
まだまだ、ほとんど
『なぜ?』には回答できませんが
なんとなくですが、
理解できる部分もできてきました。

どちらにしてもヒトは二足歩行の生物。
足の裏を地面につけて歩行します。
反射区と臓器の関係は姿勢が
大きく関わっているだろうな~と
思っております。
『なぜ?』を追求しながら
私の施術の旅は続きます。
追記(2026年1月)
この文章を書いた年の8月16日、
父は他界しました。
今あらためて読み返すと、
あの時間は
「施術をしていた」というより、
静かに対話をしていたのだと
感じます。
足に触れ、
身体に触れ、
言葉にならないものを
受け取っていた時間。
あの冬からさらに施術の旅は、
形を変えながら、
今も私の中で続いています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
『かくれ家』のことをもう少し感じていただけるように、
サロンの想いや空間をこちらで紹介しています。