「腰から足にかけて強い痛みやしびれが走る」
「良い日もあれば、動けないほどつらい日もある」
坐骨神経痛は、経験した人にしか分からない苦しみがあります。
私自身も高校時代に腰を痛めて以来、長い間この痛みと向き合ってきました。
いくつもの病院を受診しましたが、原因をはっきりと指摘してもらえず、
「本当に痛いのは自分だけなのか?」
「私は痛みに弱いのだろうか?」
と自分を責めてしまった時期もありました。
痛みが少ない日はとても快調に動けるのに、痛みが強い日は歩くことすら難しい。
「心の病気なのではないか」と疑ってしまうほど、つらい毎日でした。

本との出会いと、施術家を志したきっかけ
2000年前後のこと。
当時の私は仕事帰りに東京の大きな書店を巡るのが日課でした。
「自分の痛みを自分でなんとかしたい」と思いながら医学書の棚を探していたとき、1冊の本と出会います。
それが 『バトラー・神経系モビライゼーション』 です。
解剖学や生理学の知識がなかった私には内容がちんぷんかんぷんでした。
けれども、不思議なことに、その本を読み進め、そこに書かれていた方法を自分自身に施すようにしてから、私の足腰の痛みは少しずつ和らいでいったのです。
今でも繰り返し読み返す、大切な一冊です。
この体験をきっかけに、「施術家として人の役に立ちたい」という気持ちが芽生えました。

『かくれ家』に込めた思い
もちろん、当サロン「かくれ家」は医療機関ではなく、リラクゼーションサロンです。
ですが、私の原点には「坐骨神経痛で苦しんだ自分自身の経験」と「バトラーの本との出会い」があります。
だからこそ、
- 「痛みをわかってもらえない」という孤独に寄り添いたい
- 少しでも楽に、快適に過ごしていただきたい
- そして最終的には「ここに来るとリラックスできる」と感じていただきたい
そんな思いを、この屋号『かくれ家』に込めています。

坐骨神経痛の主な原因
坐骨神経痛の背景にはいくつかの要因があります。
- 腰椎や椎間板の不調
- お尻や太ももの筋肉の緊張
- 血流不足や冷え
- 長時間の同じ姿勢
必ずしも「画像診断だけ」で特定できるものではなく、日常の筋肉の使い方や生活習慣も大きく関わっています。

足もみでできるアプローチ
足裏には腰・骨盤・坐骨神経に関わる反射区があります。
ここから老廃物をかき出すことで:
- 下半身の血流改善
- 筋肉の緊張緩和
- 自然治癒力のサポート
につながります。
さらにふくらはぎ~太ももまで流すことで、神経周辺の圧迫や負担が和らぎ、「足のしびれや重さが軽くなった」と感じる方も多くいらっしゃいます。

ご自宅でできるセルフケア
- お尻(梨状筋)のストレッチ
- 足首回しで血流促進
- ぬるめのお風呂で冷えを防ぐ
- 軽いウォーキングで筋肉を柔らかく保つ
👉 ポイントは「強い刺激」ではなく「毎日のやさしいケア」です。

サロンでのケア
かくれ家では、坐骨神経痛でお悩みの方に合わせて:
- 足もみ60分+ボディケア30分
下半身の血流改善と筋肉調整を組み合わせ、痛みをやわらげるサポートをします。 - 井上さん全部盛り180分
足もみ・背中オイル・カッピング・ホットストーン・お腹揉み出し・ハンド・ドライヘッドスパまで、私が学んできた技術をすべて盛り込んだ特別コースです。
「痛みが軽くなった」「体が楽になった」とのお声も多数いただいています。

まとめ
- 坐骨神経痛は「神経」だけでなく、筋肉・血流・生活習慣が複雑に関係している
- 私自身も長年この痛みと向き合い、「本との出会い」をきっかけに施術家を志した
- 足もみは血流改善・緊張緩和をサポートし、セルフケアとサロンケアを組み合わせることで改善につながる
西宮・苦楽園で坐骨神経痛にお悩みの方は、ぜひ一度かくれ家にご相談ください。
「痛みを分かってもらえない」と感じている方の気持ちに寄り添い、リラックスと快適な毎日をサポートいたします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
『かくれ家』のことをもう少し感じていただけるように、
サロンの想いや空間をこちらで紹介しています。