はじまりのリース
我がサロンのシンボルとなっている
このドライフラワーリース。
多くのお客様から、
「素敵なリースですね」
「このサロンの雰囲気にぴったり」
と、嬉しいお言葉をいただいております。

M.Uさんとの出会いと「色」のはじまり
このリースは、開業当初に大切なお客様 M.Uさんが
お祝いとしてプレゼントしてくださったものです。

実はこの方こそ、
『かくれ家』の“いろ”と方向性を示してくださった方。
『かくれ家』開業前で、
前のお店でのMちゃん施術最後の日、施術後にMちゃんが
優しくこんな言葉をかけてくれました。
「井上さんがつくろうとしているサロンの“いろ”やイメージを教えてください」
そのひとことに「ハッ」としました。
当時は準備に追われ、サロンの“色”という大切なテーマを
ゆっくり考えられていなかったのです。
「かくれ家ブルー」誕生のきっかけ
Mちゃんが贈ってくれたこのリースが、
今の『かくれ家』の“いろ”の原点になりました。
リース自体は、白い壁にやさしく映えるナチュラルカラー。
その落ち着いたトーンがサロンの空気にすっと溶け込み、
やがて「かくれ家ブルー」──
タオルや枕カバーなどに使われている、深みのある青色──が
サロン全体のアクセントとして定着していきました。
最初の頃は、スポイトでお水を与えながら大切に育てていたリース。
やがて自然にドライフラワーとなり、
開業当初から今も変わらず、玄関の白い壁に飾られています。

リースの命と受け継がれる想い
ドライフラワーリースの寿命は半年から1年ほどといわれます。
それでも私たちは、この場所にずっと“象徴のリース”を飾り続けたいと思っています。
Mちゃんがくださったリースが示してくれた方向性を、
これからも忘れずに。
その年ごとの想いを新しいリースに込めて飾っていく。
それが『かくれ家』らしいかたちだと思っています。
5年目のいま、5つのリースが見守ってくれています
開業から5年。
2021年にMちゃんからいただいたリースをはじまりに、
その年のクリスマスに2つめのリース。
2022年に3つめ、2023年に4つめ、
そして2024年のクリスマスに5つめのリースが加わりました。
現在、5つのリースがすべてドライフラワーとなり、白い壁に並んで飾られています。
それぞれのリースには、その年の想い出と、
サロンを支えてくださるお客様のぬくもりが詰まっています。

遠い空の下へ
そして今、
Mちゃんは会社の転勤で、遠い空の下、ボストンで頑張っておられます。
『かくれ家』の白い壁に並ぶリースたちは、
まるでMちゃんの分身のように、
この場所で今日も静かにお客様を迎えてくれています。

感謝を込めて
Mちゃん。
あの時の言葉と、このリースを本当にありがとう。
あなたが贈ってくださった最初のリースが、
今も『かくれ家』の“いろ”の原点です。
これからも、リースと共に年を重ねながら、
小さな歩みを続けていきます。
我が『かくれ家』は、
本当にたくさんの素敵なお客様に支えられています。
心より感謝を込めて。(˘︶˘).。.:*♡
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
『かくれ家』のことをもう少し感じていただけるように、
サロンの想いや空間をこちらで紹介しています。